統合連携ソリューション

SAPトランスフォーメーション

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SAP向けアイデンティティ セキュリティ ソリューション

SailPointのSAP向けアイデンティティ セキュリティは、柔軟かつ包括的なソリューション群を提供し、企業がSAPのクラウド、ハイブリッド、オンプレミスのアプリケーションおよびインフラへのアクセスを制御・管理できるよう支援します。また、効率的な職務分離(SoD)およびアクセス権限審査(棚卸)機能も備えています。

SailPoint Identity Security CloudおよびIdentityIQで利用可能なこれらの強力なエンタープライズ向けアイデンティティ セキュリティ ソリューションは、企業がオンプレミスのSAP Enterprise Central Component(SAP ECC)からクラウドベースのS/4HANAへ移行する際や、SAPのIdentity Management(IdM)ソリューションから移行する際のSAPトランスフォーメーションの取り組みを安全にサポートします。

  • SAPの新しいクラウド インフラ サービスを包括的にカバーし、迅速な導入を促進:SAPの新しいクラウドインフラストラクチャサービスを包括的にカバーし、迅速な導入を促進します: SAP Business Technology Platform(SAP BTP)や、SAP Cloud Identity Services(CIS)を通じて40以上のSAPアプリケーションのユーザー管理とプロビジョニングを一元化するSAP Identity Directory/IASなど、SAPの新しいクラウドインフラストラクチャをSAPのリファレンスアーキテクチャに合わせて統合します。
  • SAPクラウドの業務アプリケーションおよびサービスのアクセス権限を管理・保護:ビジネスクリティカルなSAPクラウド業務アプリケーション(SuccessFactors、SAP HR、Concur、Ariba、Fieldglassなど)との統合連携が可能です。またSAPのIdentity Provisioningサービス(SAP IPS)を活用することで迅速かつ拡張可能な統合連携を実現します。ビジネス ニーズに合わせたカスタマイズも可能です。
  • アイデンティティ セキュリティの継続性を確保してクラウド移行を実現:オンプレミスのSAP Business SuiteアプリケーションおよびS/4HANAクラウド向けの包括的なアイデンティティ セキュリティ対応に加え、ECCアプリケーションのSAP RISEへの移行をサポートし、SAP GRCおよびSAP Identity Access Governance(SAP IAG)との統合による職務分掌(SoD)チェックの実施を可能にします。
  • SAPのオンプレミス環境とハイブリット環境をカバー:SAPのオンプレミス アプリケーション(ECC、S/4HANA、SAP GRCなど)に高度なガバナンス機能を適用し、リスク分析、プロビジョニング、アクセス権限審査(ID棚卸)、職務分掌(SoD)チェックをSAPのハイブリッド環境全体で実施。一元化されたアイデンティティ セキュリティとアクセスに関するエンド ツー エンドの透明性を実現します。
  • 職務分掌(SoD)のニーズを満たすソリューション:SailPoint アクセスリスク管理( Access Risk Management :ARM)、SAP GRCとの統合、およびSAP GRC-IAGブリッジ統合を含む、リスク管理、ポリシー違反、アクセス認証をアプリケーション全体で管理するためのオプションを提供。これにより、オンプレミスおよびクラウドのSAPアプリケーションを含むハイブリッド環境において、SAP GRCとSAP IAGを活用したプロビジョニングおよびSoD分析が可能になります。

SailPoint の SAP トランスフォーメーション向けアイデンティティ セキュリティ ソリューションは、SAP のクラウド、ハイブリッド、オンプレミスの各環境にに不可欠なガバナンス機能を提供します。また、SailPoint の数千種類に及ぶ既存接続ソリューションが、SAP エコシステムを超えて他のビジネスクリティカルなアプリケーションを保護し、企業全体に包括的なアイデンティティ セキュリティの適用範囲を拡大するのに役立ちます。

SAPトランスフォーメーションをサポートするエンタープライズ アイデンティティ セキュリティ ソリューション

SailPointのSAP向けアイデンティティ セキュリティは、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境における複雑なSAPのアイデンティティ セキュリティに関する課題に取り組んでいる企業をサポートするソリューションです。

  • SAPエコシステムを包括的に可視化:SAPアプリケーションとアクセス パスごとに、詳細なアクセス権限を含む、組織におけるSAPエコシステム全体を可視化します。
  • 複雑なSAPレイヤーに対するアイデンティティ セキュリティの一元化:SAPクラウド アプリケーション、SAPオンプレミス アプリケーション、SAP Cloud Identity Services(SAP Identity Directory、SAP BTPおよびRISE)に対してアイデンティティ セキュリティを適用。
  • 包括的なソリューションでコンプライアンス要件と監査要件に対応:ほぼすべてのSAPアプリケーションにおけるセキュリティ要件、コンプライアンス要件、監査要件を満たす形でユーザーのライフサイクル イベントとアクセス権限審査(ID棚卸)を自動化します。
  • 職務分掌(SoD)の適用と柔軟な選択肢:中央集権的なセキュリティポリシーを実施する必要がある組織向けに、SailPoint アクセスリスク管理( Access Risk Management :ARM)およびSAP Governance, Risk & Compliance(SAP GRC)モジュールの機能を提供します。これにより、アプリケーション全体でリスク、ポリシー違反、アクセス認証をチェックしたり、SAP GRCおよびSAP GRC-IAGブリッジを使用してオンプレミスおよびクラウドSAPアプリケーションをプロビジョニングすることが可能です。

SAP以外のアプリケーションにも対応:SailPointは、Identity Security Cloud向けに数千種類あるコネクティビティ ソリューションを提供しており、SAP以外の基幹アプリケーション(SalesforceやWorkdayなど)のアクセス権限を制御し、包括的なアイデンティティ セキュリティの導入もサポートしています。

この統合連携に関する詳細
SAPアプリケーションのアクセス権限の制御・管理動画を見る(英語)
SAP向けアイデンティティ セキュリティソリューション概要を読む(英語)
SAPシステム向けアイデンティティセキュリティブログの記事を読む(英語)
クラウドへの移行:アクセス権限の管理ホワイトペーパーを読む(英語)
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