SailPoint、Thoma Bravoによる買収完了

テキサス州オースティン、サンフランシスコ – 2022年8月16日 – 企業のアイデンティティ・セキュリティのリーダーであるSailPoint Technologies Holdings, Inc.は本日、ソフトウェア投資のリーダー企業であるThoma Bravoによる買収が完了したことを発表しました。全額現金による取引で、買収額は約69億ドルです。2022年4月11日に発表した買収契約は、2022年6月30日にSailPointの臨時株主総会で承認されました。

買収完了に伴い、SailPointの株主は1株につき65.25ドルの現金を受け取る権利が与えられます。SailPointの普通株はすでに取引が停止されており、ニューヨーク証券取引所からは上場廃止となります。

SailPointは非上場企業として、経験豊富なソフトウェア投資会社であるThoma Bravoから戦略や経営に関する支援を受けられます。今回の買収で、SailPointはアイデンティティ・セキュリティのイノベーションを推進しながらグローバルな顧客基盤を拡大し、業界トップクラスのアイデンティティ・セキュリティソリューションを世界中の企業に継続して提供できます。

SailPointのCEO兼創立者であるMark McClainは、次のように述べています。「重要なマイルストーンであるこの取引が完了したことにより、アイデンティティ・セキュリティの中核としてのSailPointの価値が明確に示され、弊社が大手グローバル企業にとってビジネス上不可欠な存在であることを意味します。Thoma Bravoのリソースと業界に関する豊富な知識があれば、弊社は製品ポートフォリオのイノベーションを促進する巨大な機会を見出すことができ、事実上最善のエンタープライズ・アイデンティティ・プラットフォームとなる権利を得られます。弊社の成長性に対するThoma Bravoの強い信頼に支えられながら、目の前にある大きな機会を生かし、SailPointの新たな歴史を切り開くことを楽しみにしています。」

Thoma Bravoのマネージング・パートナーであるSeth Boro氏は、次のように述べています。「SailPointは、現在成長しているアイデンティティ・セキュリティ市場の最前線に位置し、革新的で信頼性の高いソリューションに対する企業の需要の高まりにさらに対応できる体制を整えています。Markが率いる優秀なチームと協力して、リーダーとしてのSailPointの立場を強化し、拡大する顧客基盤に一層大きな価値を提供できることを嬉しく思います。」

さらに、Thoma BravoのパートナーであるAndrew Almeida氏は、次のように述べています。「SailPointのインテリジェントなアイデンティティ・プラットフォームを利用することで、企業はデジタルを駆使した事業運営の中核にアイデンティティ・セキュリティを据え、クラウド化が進む企業の需要に応えられるようになります。アイデンティティはますます重要な攻撃対象となり、その保護が求められています。サイバーセキュリティの中でも素晴らしい市場の1つで成長を続けているSailPointと、次の成長章において提携できることを嬉しく思っています。」

SailPointについて

SailPointは、アイデンティティ・ガバナンス管理サービスプロバイダーのリーダーで、アイデンティティ・セキュリティをビジネスの中核に据えて世界中の企業をサポートします。AIや機械学習を活用したSailPointのアイデンティティ・セキュリティプラットフォームは、適切なレベルのアクセス権を適切なタイミングでアイデンティティとリソースに提供し、企業の規模、速度、環境のニーズに対応します。詳細はhttps://www.sailpoint.com/ja/をご覧ください。

Thoma Bravoについて

Thoma Bravoは、2022年3月31日時点で1,140億ドルを上回る運用資産額を有する、世界最大級のプライベートエクイティファームです。ソフトウェアおよびテクノロジー分野で事業を展開する、成長志向の革新的な企業に投資しています。業界に関する豊富な知識と実績に基づいた戦略・業務運営力を活かし、投資先企業と協力しながら、業務運営のベストプラクティスの導入、成長への取り組みの加速、増収増益を目的とした買収を行っています。過去20年間に380社以上の企業の買収・投資を手掛け、その企業価値は1,900億ドルを上回ります。シカゴ、マイアミ、サンフランシスコにオフィスを構えています。詳細はwww.thomabravo.comをご覧ください。

将来の予測に関する記述

本プレスリリースには、1933年証券法改正第27A条および1934年証券取引所法改正第21E条などの連邦証券法に定める意味における、「将来の予測に関する記述」が含まれている可能性があります。これらの将来の予測に関する記述は、取引の潜在的な利益、事業および業界に関するSailPointの現時点における期待、見積りおよび計画、SailPointおよびThoma Bravoの経営陣の考えおよび一部の前提に基づいており、どれもが変更される可能性があります。これに関連して、将来の予測に関する記述は、期待される将来の事業、財務成績、財務状況にしばしば言及し、「期待する」、「予測する」、「意図する」、「計画する」、「考える」、「可能性がある」、「求める」、「認識する」、「する予定である」、「可能である」、「であろう」、「かもしれない」、「潜在的に」、「見積もる」、「継続する」、「目指す」などの語、同様な表現もしくはこれらの語の否定形、または将来の事象もしくは結果の不確実性を伝えるその他の同種の専門用語を含みます。すべての将来の予測に関する記述はその性質上リスクおよび不確実性を伴う事項に言及し、その多くは制御不能であり、取引の予測される利益に関する記述などの将来の成果を保証しません。これらおよびその他の将来の予測に関する記述は、将来の成果を保証せず、実際の成果が将来の予測に関する記述に記載されている成果と著しく異なる可能性のあるリスク、不確実性および前提の影響を受けます。したがって、実際の成果を将来の予測に関する記述に記載されている成果と著しく異なるものにする可能性のある重要な要因があるか、生じるかもしれず、よって、かかる記述に過度に依拠すべきではなく、将来の予測に関する記述に依拠する場合には注意しなければなりません。差を生じさせる可能性のある重複なリスク要因として以下が含まれますが、これらに限定されません:(i) SailPointの事業および一般的な経済状況に対して新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響、(ii) SailPointによる事業戦略の遂行能力、(iii) 提案されている取引に関連した訴訟の可能性、(iv) 本取引による混乱が現在の計画と業務を含むSailPointの事業に損害に与えるリスク、(v) 重要な人材の定着と採用に関するSailPointの能力、(vi) 提案されている取引の発表または完了が取引関係に悪い影響または変化をもたらす可能性、(vii) SailPointの事業に影響を及ぼす法制、規制、および経済の動向、(viii) 一般的な経済および市場の動向および状況、(ix) SailPointの事業運営が影響を受ける法制度、規制制度、および税制度の変化、(x) 壊滅的事象の予測不能性および重大性で、テロ行為、戦争または武力衝突の勃発、および前述の要因に対するSailPointの対応が含まれるが、これらに限定されない。これらのリスクおよび本取引に関わるその他のリスクは、取引に関連してSECに提出された最終委任勧誘状で詳細に説明されています。ここに提示されている要因一覧および最終委任勧誘状で提示されている要因一覧は代表的なものであると見なされますが、これらの一覧はすべてのリスクと不確実性を完全に記述したものであると見なされるべきではありません。一覧にない要因が、将来予測に関する記述の実現に対する大きな障害を新たにもたらす可能性があります。将来予測に関する記述において予測された成果と比較して成果が著しく異なる結果としては、特に、いずれもSailPointの財務状態、運営成績、または流動性に著しい悪影響を及ぼす可能性のある事業上の混乱、業務運営上の問題、財務上の損失、第三者への法的責任、および類似のリスクが含まれます。証券法その他の適用法により義務付けられる場合を除き、新たな情報の出現、将来の動向その他の理由、状況の変化を問わず、SailPointはいかなる将来予測に関する記述に対しても、修正または更新を公表する義務を負わないものとします。

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Thoma Bravo広報

Thoma Bravo Communications Megan Frank (212) 731-4778 [email protected]

または

FGS Global Abigail Farr (646) 957-2067 [email protected]